今回のご依頼はホームページからのご依頼でした。

ブレーカーを落とされて困るのでカバーを付けてほしい。というご依頼でした。

主ブレーカーだけでなく分岐回路のブレーカーも落とされるので分電盤全体を覆うカバーを取り付けて欲しいというご依頼でした。

認知症のお父様がいらっしゃり、スイッチを切る感覚でブレーカーを落としてしまうのだそうです。

御存知だとは思いますが、ブレーカーを落とすのは停電が来るのとほぼ同じで繋がっている家電製品に少なからず影響を与えます。1年に2~3度なら問題ないですが、かなりの頻度で落とされてしまうそうです。

亡くなったウチの父もそうでしたが、認知症になると部分的に覚えている行動を繰り返しするようになります。

依頼主様も相当困られてネットを探したらウチのサイトがヒットしたそうです。

ありがとうございます。

ご相談をいただき、調べてみました。ネットをググるとカバー付き分電盤は恐ろしく高いです。

ブレーカーのアンペアや分岐回路数によっても違いますがカバー付きともなるとだいたいこのくらいの値段が相場です。

これに取付工賃を載せるとちょっとお勧めできない価格になってしまいます。

なので手作りで箱を作成して分電盤を覆うのはどうか?というご提案をさせていただき、ご依頼をいただきました。

お宅に伺い分電盤を見せていただきました。

想定通り主ブレーカーが50Aで分岐回路(左の小さいブレーカー)数は12回路でした。

分電盤のサイズをと壁のサイズを測らせていただき、材料を見繕ってから、お見積もりを差し上げるとお約束しました。

ジョイフル本田守谷店で材料単価を調査し、見積書を作成しました。

上記のカバーの半分以下でできそうです。Lineでお見積もりを送ると即ご依頼をいただきました。

ありがとうございます。

ご依頼をいただいたのでジョイフル本田守谷店で材料を調達しました。

先の長い板は加工室で切ってもらいました。

ハイ でんきーまんが苦手なスプレーも買いました。でんきーまんは塗装が苦手なのです。

早速組み立てます。サイズは600x450mmとしました。

クランプで箱形状に押さえながらプラハンマーで位置を決めて

ドリルでビス打ち用の下穴を開けます。角を合わせているのでこれでしっかりとした箱形状になります。

いったんクランプを解除してから接合面に木工用ボンドを縫ってビス打ちしました。3.8x50mmの長い皿ビスです。がっちりとした枠になりました。

いきなり塗装の画面になってますが、

箱を組んだら、蓋の蝶番逃げと掛金逃げ加工を施しました。

カバーになる蓋は怪我をしないように角をルーターで落としました。

壁に取り付ける金折を取り付けてから塗装しました。

冬なので気温が低いじゃないですか? 加えて早く仕上げようと塗装を急ぎすぎました。

案の定、塗料が垂れてしまいました。

自宅で使うならこのままですが、お客様にお納めするのではこのままでは恥ずかしいです。

なので後日塗料が乾いてから手直しをしました。塗料が垂れた部分と粗削りな部分を耐水ペーパーで磨いて

再度塗装を行いました。 今度は時間をかけてゆっくりと行いました。

全体の構成です。扉は下から開くタイプとし、上に蝶番を付けました。

掛金は下側の中央一か所のみで留める構造にしました。が、掛金だけでは下側がガタガタになってしまうので蓋固定用にステンレスキャッチを左右に2ヶ所追加しました。

黒いテープはテサテープです。バタンと閉めたときの音を軽減できます。

掛金には南京錠を追加して、容易に開けられないようにしました。

カバー箱ができたので取付に伺いました。

分電盤に取り付けた図です。

裏が石膏ボードだったのでボードアンカーを打ちました。

箱が傾いているように見えますね。

傾いていたのは分電盤でした。

依頼主様と相談して箱の水平を優先させてもらいました。

蓋を締めて南京錠をかけた図です。

南京錠の存在が開けてはならない場所であることを示すようにしたつもりです。

お父様はかなり力がある方のようなので、外せないようにがっちりと取付できました。

ご依頼主様と相談してこれで一度様子見していただくこととしました。

これでブレーカーを落とされずにすむとよいですね。

ここまで 2/13にお宅を拝見させていただき、2/20に施工完了しました。

またお困りのことがあれば何なりとご相談ください。

でんきーまんではこのようなご依頼も承っております。

お困りのことがあればなんでもご相談ください。

きっと良い案をご提案できると思います。

分電盤カバーを作成して取付しました。

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